出産育児一時金

ジェイエムテクノロジー人事グループ

2008年10月15日 18:00

ジェイエムテクノロジーの香原です。

今日は私の友人に赤ちゃんが生まれたこともあり
出産育児一時金についてです。

そもそも出産育児一時金とは?という方のためにものすごく簡単に説明します。
健康保険に加入していて赤ちゃんが生まれた際に
子供1人につき35万円が支給されるものです。
(双子の場合は70万円)

しかしこの出産育児一時金、来年度から38万円に増額されます。

えぇ~?なんでぇ~?ラッキーと思われた方もいるかもしれませんが
実は分娩費用も3万円アップするのです。

つまりどういうことかと申しますと、
背景に来年1月からスタートする「産科医療補償制度」が関わってます。

この制度に加入した分娩機関においては、出産時に通常の妊娠・分娩にもかかわらず
脳性まひとなった者に、(医師の過失の有無に関係なく)総額3000万円の
補償金が支払われるというものなのです。

その掛金として3万円を分娩費に上乗せして請求されるから
出産育児一時金も3万円アップするというわけです。


私はこれは良い制度ではないかと思います。

訴訟リスクを懸念しての産科医離れが進んでいますし
少子化対策の一助になるといった点でとても期待出来ます。

希望としては、少子化対策として一児出産につき
出産育児一時金100万円とかって制度があっても良いかなと思います

財源はどうするのか?という問題は当然ありますが・・・

たばこを1箱1000円くらいにしては?
という個人的な思いはあるんですけどね。笑


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